2012年10月 小代が『日本で最も美しい村』に認定されたのですが、そのとき高く評価され認定のカギとなったものの一つが、毎年6月に開催される『みかた残酷マラソン』でした。
名前を聞くとどんだけ残酷なん?って思うかもしれませんが。高低差約400m 総距離24km(タイム制限4時間)とまさに過酷なマラソン。
開催当初は数百名だった大会も、リピート選手とその友達などで情報が広がり、昨年は2290名の選手が各県からこの小さな町へ来てくださいました。
大会前日には前夜祭もあり、キャンプや車中泊で大会に挑む人、民宿を予約する人もいます。
3/13補足 美方高原自然の家も宿泊施設として利用できます。詳細はコチラ
今年は募集開始からわずか10日で1000名を超すエントリー!
大会スタッフ大丈夫なのか???
ここは谷間の小さな村です。車道も車2台がすれ違うのに気を使うほどの狭いメインストリート(大谷)に県外ナンバーが行き交うのを見ると、地元民もテンションが上がらずにいられません。
とても、嬉しい事ですね。
話しは戻り、なぜこの大会が支持されまた愛されているのか・・そして、なぜ『日本で最も美しい村』の評価を得たのか。
それはひとえに、住民の暖かい協力・応援が大会をバックアップしているからなんですね。
学校の生徒も事前に選手への手紙や、当日の現地スタッフとして活躍し、またその保護者も全ての選手へのゼッケンや案内の発送作業に協力します。
各地区を周回するため、ブロック毎に給水所を設け、その地区のおじいちゃんであったり、おばあちゃんであったり、また小さな子供達が応援の旗を片手に選手を応援するんです。
ここに小さなドラマが生まれているんです。
昨年の○○さんだ!住民と選手が互いに近づき写真を撮って『最後まで頑張って!また会いましょう!』
このようなコミュニケーションがいたる所であるんですね。
私は、貫田のキャンプ場(最高地点605m)の給水所で大会のお手伝いをするのですがそれはもう、感動します。
なんせ一番キツいとこですから!
『いや〜、やっとついた!残酷や〜』そんな台詞を皆さん言われます。
▼地元の女性も多くエントリーしているので○○ちゃ〜ん!と近所のおばちゃんに励まされて泣き出すシーンも見物です。
ちなみに、途中トイレへ行きたくなっても、各ポイントに簡易トイレがあるそうです。
毎年走る地元の子に聞いた話しによると、大会後は足の爪が死んで剥がれるとか・・ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
また、大会では有名ランナーや芸能人、仮装ランナーなど選手も様々なジャンルが居てとても楽しいです。
▼この人たちは本格的なランナーですね!
一応、ランナーのなかのセオリー的に、選手が多い大会では本格的な真剣ランナーはスタートの最前列に優先的に
付かしてあげるという暗黙の了解があるそうです。選手の皆さん気をつけましょうね・・。
←コチラは仮装ランナー
スパイダーマンです。手前の黒いTシャツはうちの子です。
スパイダーマン登場に興奮しているようですね(笑
この他にも毎年衣装を変えて、歌いながら走る(各給水所でオンステージあり)なパフォーマンスをする選手もあります!
写真右・貫田の給水所でライブ中の風景
去年はB’Z 一昨年はチャゲand飛鳥だったかな(笑
大好きです!
こんな感じで選手も住民も本当に楽しませてもらえる残酷マラソンも4月11日で募集終了です!
まだエントリーしてないそこの君!
小代の貫田の頂で待ってます!
詳細は下記リンク先をCheck!
香美町ホームページ
http://www.town.mikata-kami.lg.jp/www/contents/1173154405125/index.html
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